しょうさん

I

しょうさん【勝算】

勝てる見込み。 かちめ。

「～がある」

II

しょうさん【小参】

禅宗で， 随時に行う説教。 のちには， 定められた日の晩に行われるようになった。

→ 大参

III

しょうさん【小産・消産】

流産のこと。

「してそれは～ばし召されての事か/浄瑠璃・孕常盤」

IV

しょうさん【少産】

子供を少ししかうまないこと。

V

しょうさん【樟蚕】

⇒ くすさん（樟蚕）

VI

しょうさん【消散】

消えてなくなること。 また， 消し散らすこと。

「幻影は～して/緑簑談（南翠）」

VII

しょうさん【生産】

(1)子供を産むこと。 また， 生まれること。 出産。

「～より成人に至るまで終に物云ふ事なし/盛衰記24」

(2)生活のために働くこと。

VIII

しょうさん【硝酸】

無色で刺激臭のある液体。 化学式 HNO3　アンモニアの酸化によって得る。 空気中では発煙する。 水と任意の割合で混ざり， 水溶液は酸性。 普通， 硝酸といえば水溶液をさし， 市販品は約69パーセントの水溶液。 酸化作用が強く， 銀・銅・水銀などを溶かす。 合成化学の重要原料で， 硝酸エステルやニトロ化合物をつくる。

IX

しょうさん【称賛・称讃】

ほめたたえること。 賞賛。

「～の拍手をおくる」「惜しみなく～する」

X

しょうさん【蕭散】

もの静かで， さびしいこと。 落ち着いて心静かなこと。 また， そのさま。

「楽しい～な日を送つた/春（藤村）」

XI

しょうさん【賞賛・賞讃】

ほめたたえること。 称賛。

「人々の～を受ける」「功績を～する」